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☆♪☆ 心臓の病気 ☆♪☆

心臓の病気には、狭心症・心不全・不整脈・チアノーゼ・

弁膜症などがありますが、心臓の病気について紹介する

前に、心臓と血液の関係や仕組みについて考えて見ます。

血液は絶えず体をめぐっています。心臓が30分間ごとに

押し出す血液の最高量を測ってみると、非常に沢山の量で

体の中の血液全体の量よりも多いのです。こんなに

沢山の血液が、こんなに短い時間の問に、体のあちこちで

使い果たされるなどということは、到底考えられません。

心臓から出ていった血液は、もう一度心臓に戻ってきて

さらに再び心臓から送り出されているのです。

心臓は血液のポンプの働きをしていて、血管の一部が膨らみ、曲がり、くっついてできた

筋肉の袋です。外から見た外形は、はすの花の形をしており重さは大人で約300g位です

この心臓の筋肉を養っている動脈を冠状動脈といい、大動脈のすぐ根元から左右に

出ています。これは狭心発作に関係ある大事な動脈です。心臓はその働きの上から

見ると4つの部屋と4つの弁をもっていて、ポンプの働きをしています。つまり全身を回って

戻ってきた静脈血は右心房に集められこれが三尖弁を通って右心室に送り込まれます。

 ついで、血液は肺動脈を経て肺に行き、そこできれいにされた動脈血は肺静脈を通って

左心房へ、これが僧帽弁を通って左心室へ流れ込み、ここから大動脈による全身への

大循環がはじめられます。そして、この境にあるのが大動脈弁です。1回の収縮で

心臓から送り出される血流量は60~80mℓほどで1分間に約5ℓとなりますがスポーツで

鍛えた心臓では1分間に20ℓにもなります。心臓の働きは規則正しく行なわれ、これが

血管では脈として触れられます。つまり動脈では2層の弾性膜によって弾力性が

あります。また、内膜・中膜・外膜に分けられています。静脈の方は筋肉層が薄く、

血液の通りが少ないときには、ベッシャンコになるほどです。

次に、心臓の病気の狭心症ですが、突然、胸の奥が

締め付けような強い痛みが起こり、これが左肩から

左手まで、またときには右側にまで広がって、静かに

寝ていることができないほどです。顔色は土色に変わり、

呼吸は浅く、あぶら汗を全身にかいて、いまにも死にそうな

ほどの不安に襲われます。普段高かった血圧も、急激に

落ちて、心臓の力がひどく弱っていることを示します。

 このような発作を狭心発作といい、最も恐れられている

心臓病の一つでもあり、狭心症と呼ばれております。

これは心臓を養っている冠状動脈がつまったり(心筋破塞)、痙攣のために一時的に

血行が妨げられたりするために起こった症状です。ことに心筋硬塞の場合には、心臓を

作っている筋肉(心筋)が死んでしまうほど、ひどい変化が起こっておりますから、心臓は

ポンプとしての働きを十分に行なうことができなくなります。このため血圧は下がって、

全身の血行はとどこおりがちになり、肺で必要なだけの酸素を取り込むためには、呼吸を

早くしなければならなくなります。このような変化が心筋に起こった場合、心電図を取って

見ると、その変化の場所と広がりを、かなり正確にとらえることができます。このように

心電図撮影は、心筋梗塞の診断には、なくてはならない検査法です。これに比べ、

狭心症の方は、一時的な出来事ですから、たとえ少しばかり心電図に変化が現れても、

まもなく正常に戻るものです。以上のことからも分かるように、普通狭心症で死亡したと

言われるのは、本当は心筋梗塞だったりするケースが多々あります。しかし、心筋梗塞を

起こすと、みんな死亡するかというと必ずしもそうではなく、約3分の2は助かるものです。

 このような狭心発作の場合には、家庭で行なえるようなよい手当てはなく、すぐに

医師の診察を必要とします。ただ、一度発作を起こした方は、少しおかしいと思った

場合には、1、2錠のニトログリセリン錠を舌の下に入れて、溶けるままにしておくと、

発作を防ぐことができます。したがって心臓の弱い人は、

いつもこの錠剤を携帯し持っている必要があります。

次に心不全ですが上記の挟心発作の場合に言えますが

一般に酸素を取り込む量が必要量以下になると息切れが

起こるものです。競走したり、激しいスポーツをしたときの

息切れは、正常の人でもあることですが、心臓の悪い人は

ちょっと動いただけで症状が起こります。ことに坂道や

階段を登るときには、平地を歩くときよりも酸素がよけいに

必要なため、途中でひと休みしないといけなくなるものです

もっとも息切れがあればみんな心臓が悪いかというと、

決してそうではなく、例えば貧血のように酸素は十分肺に

やってきても、これをくみ取る容器の赤血球が不足して

いるために息切れを感ずることがあります。

 また、急性肺炎やひどい結核の場合、気管文ぜんそくや肺気胞のときのように、肺の中

に空気が溜まってしまうために新しい空気が十分に入って行かない場合とか、肋膜炎で

胸腔に水がた溜まったり、妊娠や腹水でおなかが膨れた場合などにも、同様に息切れが

起こります。 このような場合には、はっきりした原因を外から見つけることができますが、

ヒステリーや感情不安などのときにも、この息切れを訴えることがあり、その見分け難しい

ことがあります。息切れと一緒に起こるのに、どうきがあります。これは、心臓の鼓動が

激しくまた異常に感じられるもので、その原因は息切れの場合とほとんど同じです。

その他に、不整脈などの病気もあります。取り出したかえるの心膜を適当な浪の中に

入れておくと、しばらくの間は生きていて、規則正しく収縮をくり返します。このように

心臓はそれ自体でも運動をすることができるようにできていて、この心筋の収縮の

源は、右心房にある洞結節というところです。ここから電気的な刺激が左右の心房に

伝えられて、心房の筋肉の収縮を起こし、さらに心房と心室との境にある心房結節を経て

左右の心室に到達した電気刺激が、両心室の収縮を起こす、っといった具合になって

います。そこでもし、洞結節か、またはこの刺激の伝えられる経路に故障があったり、

心筋に障害が起こると、脈の打ち方が不整になるわけです。例えば発作性頻搏症と

いうのは、同結節から突然1分間に150~250もの早打ちの刺激が発せられるもので、

若い人に多く見られるものです。こんなに脈が早くても、このため心臓が止まってしまう

ことは絶対にありません。これと反対に、脈が1分間に40、あるいはそれ以下といった

ようにひどく遅く、しかも打ち方が全くデタラメの場合には、心筋に異常があることが多く

一度詳しく検査をしてもらわなければいけません。とくに心電図撮影は、先の狭心症の

場合と同様、不整脈の正しい診断にも絶対に必要な検査です。この他に、不整脈の

中には呼吸性のものと、あるいは期外収縮といって規則正しく打っている途中に、

少し早めに脈が打つといった場合など、いろいろの型があり、これらがどんな性質の

もので、治療を要するかどうかは、やはり心電図検査が決めてくれます。



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